あけましておめでとうございます。

久しぶりの更新となりました。

(サムネの画像は、このblogの下の方でお伝えする現在のりんご園です。)

  

さて、私事で恐縮ですが、先日のラジオでも流れましたが、10月に第一子が生まれ、現在生後3ヶ月になったところです。元気に、超すくすく成長しております。

生後11日目。

  

さて、昨年は始まりの一歩を成すための一年でした。

まだ何にも形とはなっていない中でも、ぶどうを購入してくださった皆様、SNSやHPで注目してくださり応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。

今年は事業として着実に進み出す年になるので、雪解け以降は一気に作業と製品化で忙しくなりますが、頑張って形にしていきます!

  

そして、新年1発目の新たなお知らせですが、

今年から、主にシードル(りんごのスパークリングワイン)とジュース用として、『りんご』の栽培もしていく事となりました。

こちらは、一から植える訳ではなく、既存の樹々達を継承する形です。手付かずになってしまった町内唯一のりんご園を再生させるプロジェクトを立ち上げ、有志の方々と共に栽培管理・製品化を行なっていきます。

元々は生食用りんごをメインに栽培されていた園なので全体的には生食向けの品種が多いですが、これからは醸造用・加工用に向く品種を接木にて更新し、徐々に増やしていきたいと思っています。ただ約20もの品種が既にあり、中には珍しい品種もあるので、大切に受け継いでいきたいと思います。

近くこのプロジェクトについての紹介ページも立てようかなと思っています。その際には、併せてご声援いただけると嬉しいです!

前職でも、年間何万本という数多くのシードルを造ってきた自分にとって、まさか原料のりんごから自らが手掛けられる事になるとは思ってもみない、嬉しい事でした。

シードルもぶどう同様、製品品質は原料のクオリティに大きく依存しますので、心を込めて健全な栽培をしていきます。また醸造用・加工用に特化したりんご園というのは国内でも数少なく、品種の選択や、早摘み等の収穫時期など、他とは少し違った事ができるかなとも考えています。

とにかく、人の心を動かせる様なシードルやジュースを造れるように…

まずは、スノーシュー履いて、雪の中、剪定に励みます!!

今年からの再生を目指すりんご園

  

そして、ワイン用ぶどうも、この春、昨年の3倍、約900本の新規定植を予定しております。

これまでは家族でなんとかやってきたところですが限界があり、今年からは、ボランティアや町の企画でのご協力を頂き実行していきたいと考えております。

その具体的な日取り等が決定し次第、また皆様にお伝えさせていただきます!

収穫は実がなる様になれば毎年の事ですが、永年作物であるぶどうの植え付けはその多くは始まりにしかありません。ここから生まれてくるワインを夢みて植えられるぶどうに共感をいただき、一緒に夢みていただけたら嬉しいです!

タラの木の奥に広がる来春のワイン用ぶどう定植予定地

まずは、新年のご挨拶まで。今年もよろしくお願いします!